ベースラインの構築法 非和声音と開放弦:教則本レビュー

ベースラインの構築法 非和声音と開放弦僕がよく読んでいる教則本について書いてみます。

今回はこれをご紹介します。

ベースラインの構築法 非和声音と開放弦

村井 俊夫さんと言うベーシストの方が書かれた本です。
昨今の「○日で弾けるベース〜」みたいなのとは違って、なんとも無骨なカバーデザインですが、本当におすすめ本です。

内容としては
ベースラインのそれぞれの音を弾く意味を縦、横のハーモニーで考察するというのと
開放弦を最大限活用する省エネ奏法を記載していまして、これまでの教則本とは一線を画しています。

僕が常々教えている
開放〜4フレットまででベースラインを構築する手法が細かく書かれております。
この本では
開放〜4フレットまでを 基本範囲
5フレット以上を 拡張範囲
として定めています。

エレベ奏者の陥りやすい点として運指をブロックポジションで習得してしまうばっかりに開放弦を弾くのが怖いというのもあるのではないでしょうか。
ありがちなものとしてG線1フレット、AbもしくはD線1フレットEbをルートとするパターンは苦手とされる方が多いように見受けられました。
(実はこの辺をマスターするだけで大分演奏に余裕が生まれるのですけどね。)

そこそこパターンラインも弾けるがジャズのウォーキングライン、効率的な運指を目指す方は一度ご購入をお勧めします。
大型書店でもあまり置いてないのでamazon購入がいいかもです。

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