当ベース教室の生徒さんは中学生から70代の方まで幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。
不定期でレッスンに来ていただいている生徒さんの声をコーナーも作ってみました。第1回は大学生高橋優一くん19歳です。
彼は当ベース教室に2015年2月に習いに来てちょうど1年半、当初はベース始めたてでしたが今では、ライブに呼ばれたり、ジャズ系ジャムセッションに足を運んだり勢力的に頑張っています。回はそんな彼がどうしてベースを始めたか、教室に行くきっかけ、今後の目標などインタビューしてみました。
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音楽との出会い
津田:高橋くんはベース始めるきっかけって何だったの?
高橋:そうですね。僕はギター弾いていてその後ベースに移った感じです。
もともと僕の母親がピアノ講師で、家がピアノ教室だったんですよ。
当然、家にはずっと音楽が流れていて、僕自身4歳からピアノを習っていたのですが小学校で、少年野球に入ったときに辞めちゃって。
でも高学年になったら、みんなMステとかを見出して音楽にちょっと興味が湧くんですね。
僕もその中にのって、ゆずとか好きになって、アコースティックギターをはじめました。
津田:へー、絵に書いたフォーク少年やね。っで、ベースに興味が湧いたのは?
高橋:高校生になって、そこで知り合ったギタリストH君の影響です。
僕はいわゆるJ-POP弾き語り派だったのですが、彼は全然違うくて、エリック・クラプトンとか弾いていたんですね。
ギターってローコードでジャカジャカ弾くもんだと思っていた僕には、自由にアドリブを弾く彼がすごく魅力的で仲良くなりました。
そして彼からいろんなCDを貸してもらったりしていました。
その中には、はっぴいえんどの「風街ろまん」もあったり、大瀧詠一さんのナイアガラ・ムーンもあったり、マリーナ・ショウのあったり。自分の中にないものばかりで、すごく魅力的でした。
津田:90年代後半生まれではっぴいえんどの「風街ろまん」って渋すぎやね! ってかまあ僕も高校生の時、父親にこれ聴いてみと勧められたのが「風街ろまん」だったり。こんなエビソードがあるんやね。
高橋:いろいろ聴いていくうちに、細野晴臣さんっていう人のベースがかっこよく思えてきて、Hくんにその話をいうと実はチャック・レイニーというベーシストが重要だと教えられ、その関連の音楽もめちゃ聴くようになりました。中でもハマったのが、やっぱり大瀧さんの後輩の山下達郎さんですね。
あとソウルのベースをロックに持ってきたレッド・ツェッペリンのベーシスト、ジョン・ポール・ジョーンズ氏。このへんの音楽を興味をもって、ギターからベースに興味が移りました。
それとこのままギター頑張ってもHくんには勝てないし、自分がベースなら彼と対等にできるかなと、で高校の卒業を機にベースを習ってみようと思ったんです。
津田ベース教室に来るようになったきっかけ
高橋:最初、大手の楽器店のグループ体験レッスンに行ったんですね。
そこの体験レッスンも悪くはなかったんですが、決められた教材の通りの指導でして。僕はジャムセッションに強くなるベーシストに成りたかったので、ちょっと違うなと思ってました。
そこでインターネットで「大阪 ベースレッスン」で検索したら一番上にヒットしたのが津田先生の教室だったんです。
サイトに書いてある内容も僕好みだったし、体験レッスンに行くことに決めました。
津田:体験レッスンはどうだった?
高橋:今まで来たことない関目ってことだったし、最初緊張しました。
でも良かったのが、最初の時の教材がスティービー・ワンダーの「I wish」「Sir duke」でした。
好みとか何も言っていなかったのですが僕の好きな曲とかだったのでここに決めました。
ベースを習って良かったと思えること
高橋:独学ではわからなかった知識や、自分の弱点なんかを指摘してくれることももちろんなんですが、教室イベントとかに行くと、年齢の近い自分よりうまい人達と知り合えるのが良かったですね〜。中でも雪谷さんとか、ほんますごくてガンガン、ライブやセッションやっているので尊敬しています。
あと、2回参加した納浩一さんのイベントは本当に勉強になりました。おこがましくもデュオ演奏とかもやってもらったのですが、すごすぎて次元が違う感じでした(笑)
津田:高橋くんはマンツーマンレッスンも受けてるしね。
洗礼を受けた感じやね。
これからの目標と今後の活動
津田:これからの目標と今後の活動は?
高橋: 僕は今、教員目指してて大学行っているんですが、ジャムセッションで百戦錬磨なベーシストになりたいですね!
あと今度12月4日、十三のライブカフェでで同じ門下の藤田さんの変わりにベース弾くことになりました。ピアノとベースとベリーダンスでのライブなんですが、頑張ります!
最後に
第一回目に応じてくれた、高橋くん。
10代とは思えないほど、渋い音楽性だったりします!
彼の良いところはいろんなセッションやライブの場にどんどん挑戦していっているのが良いですね!
ベースの上達はインプット(練習・レッスン)とアウトプット(ライブ・発表会・ジャムセッション)のバランス、
そして自分よりうまい人達の輪っかに入るのが重要です。
そういう意味でもロールモデル的存在ではないでしょうか。
今後が楽しみです!
これからベースを頑張っていく後輩ベーシストにむけて聴いておきたい名盤!
Who Is This Bitch Anyway / Marlena Shaw
高橋:友人のHくんから借りたものなんですが、これはぶっ飛びました。チャック・レイニーの跳ねまくるベースラインめちゃかっこいいし。
ギターのデビット・T・ウォーカーとDennis Budimerの掛け合いが最高です!
IT'S A POPPIN' TIME 山下達郎
高橋:僕の大好きな達郎さんのアルバムの中でもベストに上がるアルバムです。
クリスマスイブが売れる前の知る人ぞ知る、後述のダニー・ハザウェイのライブ版を彷彿とさせるの空気感が最高!
岡沢章さんのベースがまたいい味でめちゃコピーしています。
LIVE ダニー・ハザウェイ
高橋:名盤中の名盤ですね!特にウィリー・ウィークスのベースラインは絶品、アドリブソロもかっこいいです!
逃避行 ジョニ・ミッチェル
高橋:これも名盤中の名盤ですね!歌伴でも主張しまくりのジャコのベースが最高です。