最近は低音一家や板橋文夫氏のアルバムなど
なかなか変わり種のCD買っている自分です今回はこれのご紹介。
あのカシオペアのキーボーディスト向谷氏が制作したものです。
淀屋橋もしくは出町柳からの主要駅の発車メロディーをあつめたCDなのですが
それぞれ発車音をつなげると一つの曲になるというものです。
またバンドによるフルアレンジバージョンも入っていまして、
これがまたジャズフュージョン的でかっこ良かったです。
フラジャイルの矢堀孝一氏もギターで参加してまして
ディストーションの速弾きやジョーパス的ジャズソロをやってました。
ベースもフレットレスからスラッピングまでありましてツボですね。
良かった曲に出町柳→淀屋橋一般車両に使われるAKOGAREという曲があります。
エレキベースカルテットでの演奏でした。
ジャズスタンダードのBLUESETTEに似ていまして、
3拍子のなかにおいしく転調したりポリリズムしていくのはさすが御大というかんじですね。
向谷氏はミュージシャンであり鉄ちゃんでもあります。
ここまでやったらホンマ凄いですね。
鉄道ジャーナルに寄稿しているミュージシャンなんていないですから、対抗馬がいない、いいポジションだなと思います。
鉄道と音楽というあまり関係なさそうな二つのジャンルをくっつけたという意味では偉人ではないでしょうか。
やはり仕事と趣味は徐々に近づけていく努力は続けるべきだと再認識した次第です。