ビートルズ研究会関西(Beatles Research Society kyoto Kansai Japan)が主催するビートルズ2月祭の模様です。
Contents
1 ビートルズとの出会いを語る
ビートルズ研究会の会員の皆さんには、ビートルズが日本でデビューした1964年(昭和39年)にビートルズを聴いて虜になった人から、ビートルズが解散して以降にビートルズを聴いてファンになった人まで、幅広い世代の方が会員になっておられます。
シンポジウムの初めにあたり、ビートルズとの出会いやそのときの感想、ビートルズへの思いなどを会員の方に語ってもらいました。
リアル世代の方から、解散の69年に生まれた方、現役大学生でビートルズのコピーバンドをしている方などいろんな方からの視点があり非常に興味深い内容になりました。
2 ドイツ古今ビートルズ事情inハンブルグ
ビートルズは、1962年のレコードデビューの前に、ドイツ、ハンブルグのクラブなどで演奏活動をしていました。
ビートルズにとって、ハンブルグは第二の故郷と言えるかもしれません。
ドイツでのビートルズについて、会員の上村昂史氏のプレゼンを行いました。
イギリスによって占領された街ハンブルグの歴史とビートルズの関連性をよくまとめてられました。
3 ビートルズを日本のマスコミはどう捉えたか。
ビートルズが日本でデビューした1964年以降、初めは肯定的な捉え方は少なく、当時の若者への悪影響を言うマスコミが殆どでした。ビートルズ研究会の小林順会長が、朝日新聞の「天声人語」に取り上げられたビートルズについての講義でした。
4 リバプール弁の考察
リバプール生まれのROBさんによるリバプール弁講座です。ビートルズのサウンドの魅力には、リバプール訛りのもたらす効果が少なからずあります。堅苦しい音声学ではなく、直にビートルズの曲を聞いて、顕著なリバプール訛りの部分を皆さんで唄ってみたり、また正調イングランド言葉との比較などなど。また、普段よく使う口語表現など、特徴的なリバプールフレーズなどなどを発表してくれました。
5 文芸作品"In his own write"に見るジョンの姿
ジョンレノンは、演奏活動で多忙な1964年に、"In his own write"という著作を世に出しています。
会員の篠崎真氏が、その中で「著者について(About the Awful)の節の言葉遊びについてお話いただきました。